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どうせなら。


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昨日スタイリングに登場していたこちら、


よくよく思い出してみたら、まだこちらのブログでご紹介していませんでした、、、、




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Cale (カル) カシミヤ平織 チェスターフィールドコート





ということで早速こちらのコート、


先ずはその値段に驚かれた方もいらっしゃるかと思います、、、










とてもシンプルで、装飾も無く、プレーンな面構え。


写真で見ただけでは、おそらく「どうしてこの値段、、、?」と思われてしまっても仕方がないかもしれません。






正直言うと僕もそうだったり、、、


でも一度袖を通してもらうと、違うな、、と感じていただける、


僕はそう思っています。









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メンズの冬モノではあまり多くない、平織生地を使ったロングコート。


実はこれ、贅沢にも全て太番手のカシミヤの糸なんですよね、、、


大体カシミヤと言えばニットが最初に思い出されるかと思いますが、


この生地は編み物ではなく、織物。





それもなんと“手織り”で織っているそうですから、


この粗さというか、良い意味でテキトーと言うか、、、笑


機械では逆に成しえない、温かみのある不均一な織地が奥行きと繊細さを感じさせてくれます。







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更に無染色のカシミヤの糸を4色も使っていて、


原毛ならではの杢が生地の凹凸と相まって、とても表情のある生地に。






これだけガッシリと目を詰めて織られている生地ですが、


羽織ってみるととても軽い。


これこそカシミヤの素材使いが良く出ているところで、


しなやかさと軽さを生かした、揺れ動く姿。






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このコートを一言でまとめるなら、、、、


とても難しい問題です。






生地の見た目は渋く、粗暴な印象なのに、


形は大きく肩が落ち、Vゾーンも浅め、さらにふわっと広がるシルエットは


モダンで遊びを感じ、柔らかな印象。






シンプルなデザインとパターンは、その贅沢な素材使いが生み出す恩恵を


最大限に生かすためのものだったのかと、ここに来てようやく分かります。















ちなみに、裏地にはコットンシルクを使っています。


抜かりない、、、、









これだけ贅沢なコート、今だとどれぐらいのブランドが作れるのでしょうか。


良いのか悪いのか、質よりも量、という現代では、


カシミヤにも安価なものに安い工賃で作ったり、


あるいはそもそもカシミヤを使わずより安価な素材へ、というところも少なくなくなってきました。







最近よく思うのですが、よく買わないものほど、高いものを買った方が良いのではないか、


という考えが頭をよぎります。





例えば、車とか、カメラとか、、、


どこかで妥協してしまったものは、結局ソレが気になって、より良いものが欲しくなる、


というのは僕だけでしょうか?








洋服で言えば、スーツや、まさしくコート類なんかは、僕の中でそうなんですよね。


僕はどちらかと言うと、一度買ったものは、ずーーーーーーーっっと使っていたいタイプなので、、、










もしコートをお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に袖を通して見てください。


“着たら分かる”、というのは少々乱暴な言い方だとは思ってはいるのですが、


どうしても僕の語彙力が足りなくて、、、










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City Lights 村上
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