City Lights の村上です。
昨日もったいぶっていた件です。(^^)
前回のCIOTAに続き、また一つ、City Lights でお取り扱いさせていただく仲間が増えました。

“ Cale ”
Cale と書いて、“カル” と読みます。
ちなみに最初僕は、“ケール”だと思ってました、、、、。お恥ずかしい(^^)
おそらく耳にした方は少ないんじゃないかと、、、?
実はこの“Cale”というブランド、2016年FWシーズンより登場したもの。
ドメスティックでは10年前後の歴を持つブランドが多い中、
“Cale”は若い部類に入ります。
デザインを手掛けるのは、若手芸術家をメディアやテクニックを問わずに紹介する、
東京・東麻布のギャラリーディレクター佐藤佑樹氏。
ギャラリーディレクター、、、。
そう、この方、初めからアパレルに携わっていた方ではないんですよね。
この佐藤さん、美大に進み、在学中から作家活動やイベント企画などを行っていたそう。
その後美大を卒業し、美術館や独立したギャラリーで働いてから、
アパレル会社を経営していた父の影響でテキスタイルのデザイン会社に。
そこで一からテキスタイルを学んだそうです。

そして遂に、2016年より、東京・東麻布のギャラリー名と同名のブランド、
“Cale”をスタート。
縫製から行う、着心地や耐久性といった着るモノとしてのクオリティに注力するプロダクトは、
シンプルで柔らかさがありつつも、一言では言い表せないような特異な空気感を漂わせます。
そんな佐藤さんが拘っているのは、勿論デザインもそうなのですが、
プロダクトひとつひとつが生まれるストーリーを大切にしているんだそう。
なぜこの生地で無くてはダメなのか、なぜこう織るのか、なぜこの糸を使ったのか、、、、。
流行や着こなしという、表層的な面に目が行きがちなアパレルというジャンルですが、
“Cale”では、その裏側にある服作りとしての工程を伝えていきたいと。

この「ストーリー」と言う言葉、僕にはかなりグッと来るものがあります、、、。
僕も大学生のときからフィルムカメラを使って作家活動を、、、、
とまでは口が裂けても言えませんが(笑)、その真似事のよーなものをしているからかな。
いわゆる“良い写真”って、どれも例に漏れず、その写真から、
「物語性」っていうのが伝わってくると思うんです、、、。
絵画や彫刻なんかもそうだと思うのですが、
やっぱりアーティスティックな方はそこをかなり重要視しているのかなと。
僕も写真撮るとき、特にポートレートなんかは、拘っちゃう(結局理想とは程遠いけど)ので、
そのあたりはすごくシンパシーを感じる。
もちろん僕の写真と、佐藤さんや佐藤さんが紹介する方のものを並べるのは、レベルの差が違うとは思うんですが。(笑)
そうそう、Caleのルック画像も、佐藤さん自らが手掛けているそうですよ。

そんな“Cale”からの1st ドロップは、ウールフェルトを使ったモノたち。
しかも、染色していない、羊毛そもそもが持つ色で。
形はいたってシンプルだけど、ゆっとりとした優しいシルエット、
でも渋さもあり、かといってどこか中性的、、、、。
と、いずれもCale の世界観がぎっしり詰まったアイテム。
今回はブランドのご紹介が主なので、それぞれの詳細はまた後日。
投げやりな言い方かもしれませんが、まずはぜひお手に取って、
実際に袖を通して、その世界観とモノ作りの拘りを体感していただければと思います。

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